[カルトナパ20年セット]コングスガード シャルドネ ナパ・ヴァレー20×1本&キングス・ファーム レッドワイン ナパ・ヴァレー20×1本【各1本入った2本セット】
KONGSGAARD20 2bottle set
※弊社取り扱いのコングスガードは全て「株式会社中川ワイン」輸入商品です。
セット内容:
■コングスガード シャルドネ ナパ・ヴァレー[2020]1本
■キングス・ファーム レッドワイン ナパ・ヴァレー[2020]1本
■コングスガード シャルドネ ナパ・ヴァレー[2020]
シャルドネ100%1996年初リリースから現在まで造りつづけているこのワインは、カーネロスの類まれなる二人の栽培家「リー・ハドソン」と「ラリー・ハイド」が栽培する「ウエンテ・クローン」の究極のコラボレーションである。ナパ・ヴァレーの最南端、冷たいサン・パブロ湾からの霧と冷気の影響を多く受け、冷涼な気候で知られるカーネロスのナパ・ヴァレー側に位置する二つの有名な畑からこのワインは造られる。天然酵母のみの樽醗酵・樽熟成(約2年)ノン・フィルター、人工的な清澄無しに瓶詰する。この手法から果実味と酸のバランスが究極に昇華した唯一無二の味わいが口いっぱいに広がる。フルゴーニュ・ムルソーやシャブリの一部の造り手のワインに現れる濃厚でフリンティ(火打石の香)な香りが顕著に表れるのがこのワインの特徴の一つ。
ハドソン・ヴィンヤードのオーナー・リー・ハドソンとジョン・コングスガードの二人は、UC Davis の学生時代からの長い付き合いであり、ジョンがニュートンのワインメーカーであった時には、今でこそよく言われる、重量で葡萄を買うのではなく、契約し面積に対してお金を払い低収量の葡萄を栽培農家に栽培してもらう事を始めたはしりであった。実際にニュートン時代には 5t/エーカーを 2.5t までに落としたという。現在も VTG 毎に綿密な打ち合わせの元、オーダーメイドで葡萄を買い付けている。そのやり方はハドソン・ヴィンヤードと他の多くのワインメーカーとの契約にも大きく影響し、現在のハドソン・ヴィンヤードの評価にも繋がっており、キスラー、パッツ&ホール、レイミーなどが、契約しオーダーメイドで葡萄をデザインし(収量、収穫のタイミングなど)、独自のトップ評価のシャルドネを造る。ハドソン・ヴィンヤード自身からも秀逸なシャルドネをリリースしている。もう一つのハイド・ヴィンヤードは、ブルゴーニュのロマネ・コンティの共同オーナーであるヴィレーヌ氏とのコラボ・ワイン「Hydede Villaine, HdV」で有名であるとともに、こちらもキスラー、レイミー、パッツ&ホール、オーベールなどに葡萄を供給している。セラーでまだブレンドする前の樽から二つのワインを試飲するとその個性の違いはあきらか。爆発的に濃厚な果実の中に緊張感のある酸が長い余韻を引くハドソンと、圧倒的なミネラル感とギュッとしまった果実の凝縮感が素晴らしいハイド。
ジョン・コングスガードがイメージを解説してくれた。ハドソンは味わいの横の部分が豊かなので上下に引き延ばすことをイメージし、ハイドは鋭角なので横の膨らみをイメージする。その絶妙なポイントでブレンドを仕上げるという。天然酵母のみで、区画毎に樽発酵。非常に涼しいセラ-では、醗酵が止まってしまうこともあるが、無理をさせずゆっくりと醗酵を待ち、一次発酵が終わるのが一年以上かかることもある。SO2 は極少量。1 年目は 1 年使いの樽を使い、2 年目は、2 年使いの樽に移す。ブレンドは VTG によって違うが、ハドソンが約 2/3、ハイドが 1/3 の割合。
■キングス・ファーム レッドワイン ナパ・ヴァレー[2020]
コングスガードは、オーナー・ジョン・コングスガードの苗字を冠したブランド。コングスカード家は 5 世代前に「ノルウェー」から移民し、ナパに根を張りました。コングスガードはノルウェー語、それを英語に訳すと「王の土地/農場」=King’s Farm/キングス・ファーム。コングスガード・ブランドのセカンド・セレクションを造る時、英訳の「キングス・ファーム」と命名しました。毎年はリリースされず、良い年、豊作、ファースト・ブランドのコングスガードがセレクトされた後、リリースするに値するキュヴェがある時にのみリリースされますが、生産量は限られています。2020 年のキングス・ファームは特別品。
品種:カベルネ・ソーヴィニヨン主体 畑:ハドソン・ヴィンヤードのカベルネ・ソーヴィニヨン主体。
キングス・ファームのラベル:コングスガードの祖先の出身地はノルウェーの東部の渓谷「ハリンダル/Hallingdal」であり、そこに現代まで残る希少な中世期に建てられたノルウェーを代表する木造の「トルポ・スターヴ教会/Torpo stave church」の内部の壁に 1225 年に描かれた王が騎乗する壁画をモチーフにしている。