ボット・ゲイル クレマン・ダルザス・エキストラ・ブリュット キュヴェ・ポール・エドゥアール[NV]
Bott Geyl Crémant d’Alsace Extra Brut Cuvée Paul-EdouardNV
タイプ | スパークリング(フランスアルザスクレマン) |
産地 | フランス/アルザス |
品種 | ピノ・ブラン、ピノ・ノワール、シャルドネ |
容量 | 750ml |
WINE ENTHUSIAST 誌で「シャンパーニュ以外で好きなフランスのスパークリングワイン 10 本」に選ばれた辛口BIO クレマン。ビオロジック栽培の近隣のヴィニュロンから葡萄を購入。6 時間かけて優しくプレスし、24 時間低温浸漬。ステンレスタンク内で約1カ月間のキュヴェゾン。24 カ月の瓶内熟成。ドザージュ 5g/L。淡いイエローの色調。キメ細やかな泡立ち。香りはレモンの皮、黄リンゴや洋梨のようなフルーツに加えて、アーモンドやトースト、ミネラルの香りなど複雑な印象。柔らかな果実味と爽やかな酸味のバランスの良い辛口の味わい。
フランスで最も権威のあるワイン評価本『Les Meilleurs Vins de France』誌にてコシュ・デュリ、エグリ・ウーリエ、マルセル・ダイス等と並び<フランスの年間最優秀白ワイン TOP30>に3年連続で選ばれた、アルザスのライジング・スター。
200年前に建てられたオールド・セラーが物語る名家ボット・ゲイル。14ヘクタールの畑を所有。ドメーヌがあるベブレンハイム村を中心に「アルザスの真珠」と呼ばれる一帯に集中している。5つのグラン・クリュと3つのリュー・ディ、75区画に細分化され管理される畑では、ビオディナミ栽培を行っている。
1998年から一部の区画でオーガニック栽培を始め、2002年から全ての畑をビオディナミに転換。現在、ルフレーヴやユエも参加するビオディヴァンの認証を受け、オーガニックの認証団体セーヴやエコセールのメンバーでもある。ワイン造りにおいては、「全ては上質な葡萄を収穫できるかどうかであり、醸造では、葡萄の秀逸性を保ち、可能な限りそのポテンシャルを引き出すだけ」と考える、ジャン・クリストフ・ボット。
収量も最高50hlに抑え、グラン・クリュの畑では、30-35hlと極めて低収量。また、密植度もアルザスの平均がヘクタール当たり4500本程度なのに対し、7400本とかなり高く、複雑味や深み、濃縮度に違いがでるという。キュヴェによっては最長20時間かけて、優しく抽出。糖、アロマ等の要素が綺麗で、バランスの良いジュースが得られる。圧搾後、約24時間、6度の低温浸漬を行う。アルコール発酵は天然酵母のみを使用し、20-21度での低温発酵を行う。アルザス品種の繊細で美しいアロマを大切にする。その後、4-8ヶ月間、シュール・リーで寝かせる。木樽は購入後1-2年間はワインを寝かせ、樽香が強く付かない状態にしてから使い始める。
できるだけ自然なワイン造りを目指し、無清澄。補糖・補酸はもちろん、人口酵母や酵素を加えることは一切しない。SO2に関しては、アルコール発酵前の低温浸漬の際にのみ、わずか3g/Lを添加。