ジャクソン キュヴェNo745
Jacquesson Cuvee No745
タイプ | シャンパーニュ |
産地 | フランス/シャンパーニュ34%(アヴィズ、オワリー村) 66%(アイ、ディジー、オーヴィレイ村) |
品種 | シャルドネ、ピノ・ノワール、ムニエ |
容量 | 750ml |
#745のベースとなる2017年は、収穫期の雨により、厳しい選果が必要となり収量も16%減、しかしよく熟して健全なブドウを収穫することができました。ドサージュは0.75g/L、SO2は30ml/L、デゴルジュマンは2021年11月。
コート・デ・ブランのシャルドネの収量が少なくピノ・ノワールの比率が高 まった2017年ベース。とりわけ 、シャンパーニュ最上のクリュアイ村の特別な区画「ヴォーゼル・テルム」の葡萄を全量ブレンドしたことから、これまでの“シュヴァリエ・モンラッシェ的”な強靭な酸やミネラル、緊張感漲る700番シリーズとは異なり、濃厚でリッチな“バタール・モンラッシェ的 ”なスタイルとなった「745」。アイ村のピノ・ノワールの贅沢が感じられる、異彩を放つキュヴェ。その泰然たる美を楽しみたい。
「キュヴェ740」から始まった、ジャクソンの新たな革新。ビオロジック栽培、収量 16%減、ヴァン・ド・レゼルヴ 10%減長期熟成という無限の可能性を秘めた <#700 シリーズ>
メゾンの画一的なスタイルを追求するのではなく、収穫年の個性を最良に体現した造り。キュヴェ734以降、瓶熟期間をさらに1年長くし、最低4年間寝かせてからデゴルジュ。また、2003年以降、ヴィンテージワインは「シングル・ヴィンヤード・コレクション」に特化し、一般的な「複数クリュのブレンド」によるヴィンテージ・シャンパーニュの生産を中止。それにより、かつてヴィンテージ用に使っていた上級の葡萄を、惜しげもなくこの#700シリーズにブレンドすることで、プレスティージュ・シャンパーニュに匹敵する<最上級のノン・ヴィンテージ・シャンパーニュ>に昇華した。セラーを構えるラ・グランド・ヴァレ・ドゥ・ラ・マルヌとコート・デ・ブランの特級(アヴィズ、オワリー、アイ)、及び、1級(ディジー、オーヴィレイ)の葡萄のみを使用。ビオロジック栽培を行い認証も得る。「745」のベースとなるヴィンテージは 2017 年。冬から春にかけて異例の乾燥した気候となり、春の初めは暖かな日が続いたが、4月には霜害を受け、とりわけコート・デ・ブラン地区は甚大な被害に見舞われた。その後、気温は上昇し 7 月まで好天に恵まれたが、夏の終わりは暑く雨の多い天候となった。収穫は 9 月4日に開始。厳しい選果が必要となり収量も激減したが、よく熟して健全な葡萄を収穫することができた。ワインはリッチな味わいで濃厚なスタイルとなったが、凝縮した酸やミネラルとのメリハリがある味わい。さらに、アイ村の特別区画「ヴォーゼル・テルム」のピノ・ノワールを全量加えたことで、この区画ならではの高貴さや余裕のあるエネルギー感が漂う。キュヴェ 738までは、全体の約 30%にヴァン・ド・レゼルヴを使用していたが、740以降は全体の 20%のみ。優れたヴィンテージの収穫年の個性がより明確に表現される。マストは「ラ・キュヴェ」と言われる一番搾りのみ、且つ、最初の 50L は埃が多いという理由から使用しないこだわり。数年間ワインを入れて寝かしたオーク樽を使用して発酵、さらに、シュール・リーで週一度のバトナージュを行いながら約 12カ月間の樽熟成。ノン・フィルター、ノン・ファイニング。ドザージュ 0.75g/ℓ。 34%(アヴィズ、オワリー村) 66%(アイ、ディジー、オーヴィレイ村)全体の 20%にヴァン・ド・レゼルヴ使用 (744、743、742、741、740、739、738、737 等、過去に造られた 700 番シリーズのワインをブレンド)
※シリーズ最初の作品はキュベ#728で、この数字はハウスが創立してから728番目にブレンドされたキュベであることを示す。