ドメーヌ アンヌ・フランソワーズ グロ ヴォーヌ・ロマネ メズィエール[2011]
Domaine Anne-Francoise Gros Vosne Romanée Maizieres11
タイプ | 赤ワイン |
産地 | フランス/ブルゴーニュ/コート・ド・ニュイ/ヴォーヌロマネ村 |
品種 | ピノ・ノワール100% |
容量 | 750ml |
2つの区画(合計0.28ha)のブドウをブレンドして造られるワイン。1つはヴォーヌ・ロマネ村のオート・メズィエールで1級畑のレ・スショの東側に隣接。もう1つはフラジェ・エシェゾー村に位置し国道に面するレ・シャランダン。若い頃から既に繊細でしなやかな資質を有し、熟成が進むと均整の取れた果実味が甘美に広がる「ヴォーヌ・ロマネの特長」を捉えている印象的なワイン。
■ドメーヌの歴史
ヴォーヌ ロマネの名門ジャン&ジャニーヌ・グロ夫妻の長女アンヌ=フランソワーズ・グロ氏とポマールのパラン家13代目のフランソワ・パラン氏が1988年に結婚し、ドメーヌを設立。1988年にグロ夫妻が引退する際に、子供3人でドメーヌと畑を分割して継承しました。エチケットには各テロワールの特徴と娘たちの顔を元に考えられた女性の顔が描かれています。
約150年もの歴史を誇るヴォーヌ・ロマネの名門、グロ一族のひとつ、ドメーヌ・アンヌ・フランソワーズ・グロ。リシュブールやエシェゾーといった豪華グラン・クリュを所有するだけでなく、ピノ・ノワールの繊細さを見事に引き出した美しくエレガントな味わいで、多くのブルゴーニュ・ラヴァーを魅了し続けています。
■栽培・醸造
ドメーヌ・アンヌ・フランソワーズ・グロが手掛けるワインは、まさにラベルの雰囲気そのもの。一見細身で美しく、しかし芯に強さがあるエレガントなワインが造られています。
ヴォーヌ ロマネ、ポマールを中心に10ha所有。ドメーヌはボーヌにあり、どの畑からも30分以内に運べる好位置にあります。収穫されたブドウは100%除梗され、コンクリートタンクとステンレスタンクを併用し、発酵、醸しを行います。醸造所はグラヴィティシステムを採用し、ポンプで重力に沿って醸造工程が進みます。
ラベルにはかつてブドウの絵が描かれていましたが、従姉妹のアンヌ・グロ女史がドメーヌを相続する際に、同じくブドウの絵をラベルに採用したことから、消費者への混乱を避けるため、1994年から女性の顔のモチーフに切り替えられました。
女性の絵は、アンヌ・フランソワーズ女史の愛娘、カロリーヌさんとロザリーさんの表情を元に、各テロワールの特徴が表現されています。