パトリス・リオン ブルゴーニュ・ピノ・ノワール[2019]
Patrice Rion Bourgogne Pinot Noir19
タイプ | 赤ワイン |
産地 | フランス/ブルゴーニュ |
品種 | ピノ・ノワール100% |
容量 | 750ml |
ニュイ・サン・ジョルジュを代表する造り手、パトリス・リオン。栽培・収穫まで厳密に管理したブドウを買い付ける、実力派ネゴシアンです。こちらはシャンボール・ミュジニー村の平均樹齢40年超えのピノ・ノワールを使用。ピュアな果実味と透明感のある酸味が魅力です。
2019年のブルゴーニュは4月の霜害と初夏の暑さによる水不足で収穫量が大きく減少。ブドウの生命力と栽培家の力量が試された年となりました。しかし夏から秋に移る頃には冷涼な日々が続き、穏やかな収穫期を迎えたことで、上質な酸を備えたフレッシュなブドウの収穫に成功。2018年のワインが緻密なボディや凝縮感のあるスタイルであるのに対して、2019年のワインはピュアな酸が魅力の味わいに仕上がっています。
フランス国内のワインのプロから抜群の信頼を得る、天才醸造家
当主のパトリス氏は、ニュイ・サン・ジョルジュの名門ドメーヌ、ダニエル・リオンの長男で、「ピノ・ノワールの神様」と呼ばれる故アンリ・ジャイエ氏の影響を強く受け、オレゴンをはじめ各地でコンサルタントとして活躍するなど、素晴らしい醸造のセンスを発揮してきた人物。偉大な畑を所有していながらも、父の代では評価が低迷していたドメーヌを、一気にニュイ・サン・ジョルジュを代表するドメーヌのひとつにまで引き上げた、天才的な醸造家です。
村名クラスのブドウを贅沢に使用した、エレガントなブルゴーニュ・ルージュ。こちらのブルゴーニュ・ピノ・ノワールは、シャンボール・ミュジニー村、ボン・バトンの区画の樹齢40年を超えるブドウを用いて造られます。3週間ほどステンレスタンクで熟成させた後、古樽で15~16ヵ月熟成することで、オークの香りが付き過ぎないブドウ本来の果実味と香りが際立つ美しい仕上がりです。