マルク・ソワイヤール ブルゴーニュ ルージュ キュヴェ・トラディション(ドメーヌ・ド・ラ・クラ)[2020]
Marc Soyard Bourgogne Rouge Cuvee Tradition(Domaine de la Cras)20
タイプ | 赤ワイン |
産地 | フランス/ブルゴーニュ |
品種 | ピノ・ノワール100% |
容量 | 750ml |
マルク・ソワイヤール
マルクはボーヌの醸造学校で学び、アヴィニヨンで高等技術者資格を修得後、各地のワイナリーで研修し、2007年に栽培醸造学の学位を修得したその年、ヴォーヌ・ロマネのドメーヌ ビゾでジャン-イヴ・ビゾとのワイン造りを開始する。そして6年間、ビゾ氏の片腕としてドメーヌの価値を高めた。この間、マルクは少しづつ彼自身の葡萄畑を購入し拡大していった。
ドメーヌ・ド・ラ・クラ
かつてコート・ドール以上の見事なワイン産地として評価を得ていたコトー・ド・ディジョン。ディジョン市の西に広がる葡萄畑はディジョン市の工業化と共に労働者達の日々の喉を潤すワインに変わり、やがて忘れ去られたこの地のワイン造りをディジョン市は復活させようと、銘醸と謳われたドメーヌ ド・ラ・クラを購入した。そして2014年、美食の街ディジョンに相応しいワイン造りを行う造り手を広く公募し数多くの応募者から選ばれたのがマルク・ソワイヤールだった。
マルク・ソワイヤールはドメーヌ ビゾで行ってきたこと、栽培・醸造に於いて出来る限り人的な介在を行わない事や醸造法も自然なスタイルを重要とするビゾで学んできた哲学を自らが主導するドメーヌ ド・ラ・クラで実践している。同時に彼が自ら所有する葡萄畑1.18haから見事なワインを生み出している。ブルゴーニュの次世代を代表する造り手としてマルク・ソワイヤールは2016年6月ニューヨークタイムズのワイン特集で紹介された注目の生産者。
師匠のジャン・イヴ・ビゾのシュヌーヴ「シャピートル」を彷彿とさせる味わい。クローン・セレクションで比較的収量に恵まれているため価格的にヴィエイユ・ヴィーニュに比べ優位に立ちます。コート・ド・ニュイの北部の最良質なピノ・ノワールにある堅く稠密で引き締まった味わい、細かで美しいタンニンと長い余韻。ドメーヌ・ド・ラ・クラの平均樹齢33年の区画のピノ・ノワールを使用。手摘み収穫後、全房で木製の発酵槽に移されセミカルボニックで醸造、30%新樽にて15~18ヶ月熟成。ボトリング時のみに少量のSO2を添加。ノンフィルターで瓶詰。