トマ・ブタン シャラビア[2020]
Thomas Boutin Charabia Vin de France20
タイプ | 白ワイン |
産地 | フランス/ロワール |
品種 | シャルドネ85%、シュナン・ブラン15% |
容量 | 750ml |
砂岩性のシスト土壌。即圧搾後ファイバータンクで発酵、1年熟成後沈殿した上澄みを瓶詰め。フィルター、コラージュせず亜硫酸15gm/L添加し瓶詰め。
父は球根の卸を、母は会計事務の仕事とワインとは全く関係ない家系であったトマは、なぜか次第にワイン造りに興味を持つようになった。栽培醸造学を修めた後、アメリカを含む各地で栽培・醸造の経験を積みアンジュに戻った。トマが手に入れた畑は、ロワール川を挟んでサヴニエールを望む高台の斜面上にあるロッシュフォール村にある。東北東向きの斜面に広がる畑は風光明媚で、多様な生態系に富んでいる。グザヴィエ・カイヨからはSO2を極力使用しない野生酵母によるワイン造りを、クリストフ・ダヴィオからは有機栽培を学んだ。そして2008年、80アールのシュナンの畑から彼自身のワイン造りが始まった。彼がワイン造りにおいて最も重要視していることは、収穫ぶどうと果汁の状態を尊重すること。彼にとってワインとは、ワインを通して何かを伝えるもの、語りかけるもの、だという。まさに彼のワインを飲むと、きっと何かを感じるだろう! 透明感ある味わいの先に、きっと何かを感じ取っていただけるはずだ。