ドメーヌ グザヴィエ・ヴァイマン リースリング オ ナチュレル[2018]
Domaine Xavier Wymann Riesling O Naturel18
タイプ | 白ワイン |
産地 | フランス/アルザス |
品種 | リースリング |
容量 | 750ml |
ドメーヌ ヴァイマン 安定感抜群のナチュラル アルザスワインが登場です。
期待の新規生産者、ドメーヌ ヴァイマンをご案内させて頂きます。以前は、クリスチャン ビネールとのコラボワインを発表したりと、日本でもその名前をご存知の方は多いかと思いますが、そんなヴァイマンが彼一人で造り上げたワインとして初めてのリリースが行われました。亜硫酸を最低限の添加に留めつつ、安定感のある酒質を目指したヴァイマン。初リリースとなります。是非、お試しください。
軽く濁りのある麦わら色の外観。抜栓直後はチリチリとガス感がありますが、スワリングするとすぐに飛ぶ程度です。白や黄色い花の様なフローラルな香りが沸き立ち、その直後からレモン、シトラスと言った柑橘系の爽やかな果実が感じられ、徐々にアプリコットの様な熟度の高い果実の香りや若干のぺトロール香も膨らみます。味わいは、非常に熟度の高い充実感のある味わいでありながら、繊細なミネラルやキレの良い酸も感じられ、気付かないうちに何杯の飲み進められてしまいます。余韻はしっかりとドライで、キレのある味わいにまとめられています。今回リリースの中では最もナチュラル感があるキュヴェの為、あまり冷やし過ぎずに、セラー温度で飲む事をお勧めします。
アルザス地方のコルマールより北に10km離れたところにあるリボーヴィレ(Ribeauvillé)。ドメーヌ ヴァイマンは現在7.5haの畑 (区画は30カ所以上) を所有し、その中にはグランク リュであるシュロスベルグも含まれています。ドメーヌは現在の当主であるジャン=リュック シェルリンガーの祖父、グザヴィエ ヴァイマンによって1948年に設立されました。その後グザヴィエが息子であるポール ヴァイマンに引き継ぎましたが、ポールが1996年に急逝。ジャン=リュックが、ただ一人の跡継ぎと言う事で急遽、醸造学校へ入学しワイン造りを学びました。 叔父のポールが喘息で急逝したということもあり、彼は農薬や除草剤による農法に疑念を抱き、1999年にビオロジック栽培することを決意。2004年にビオ栽培開始、2007年にはエコセールの認証を取得しまし た。2011年からクリスチャン ビネールによるコンサルティングを受けていましたが、今回初の単独リリースとなりました。初代はブドウをネゴシアンに販売、2代目はバルクワインをネゴシアンへ販売、3代目にやっと自社瓶詰を始めたヴァイマン家。独立したワイン生産者として、1歩1歩着実に歩みを進めてきたドメーヌ ヴァイマン。改めて注目の生産者です。