オーパス・ワン[2019]
Opus One19
タイプ | 赤ワイン |
産地 | カリフォルニア/ナパ・ヴァレー/オークヴィル |
品種 | カベルネ・ソーヴィニヨン78%、メルロ8%、カベルネ・フラン6%、プティ・ヴェルド6%、マルベック2% |
容量 | 750ml |
バロン・フィリップ・ド・ロスチャイルド男爵とロバート・モンダヴィ氏のコラボレーションで生まれた、スーパー・カリフォルニアワイン「オーパス・ワン」。
2019年はナパ・ヴァレーのカベルネ・ソーヴィニヨンが、ワイン・スペクテーターのヴィンテージチャートにおいて、「豊満でありながらしっかりとした輪郭を持ち、ベンチマークとなった2018年ヴィンテージに続くに値する年」と賞賛され、97点を獲得した優良ヴィンテージです。オーパス・ワンにおいては、春に例年のほぼ2倍の雨が降ったことで、土壌には水分が十分に蓄えられ、ブドウ樹は健やかな生育期を迎えることができました。例年よりも萌芽が15日間遅れたことで、開花やヴェレゾン(色づき)も遅れましたが、晩夏にかけて気温が上昇し、果実の成熟を促進。結果、平年よりも数日早い9月10日から収穫が行われ、10月12日に終了しました。また、2019年は畑とヴィンテージの個性を深く表現するため、長年目指してきた野生酵母100%での醸造に初めて成功した特別なヴィンテージです。93%が独自に自社畑から採取、分離したオーパス・ワン酵母、残り7%はブドウに付着していた自然酵母から造られています。
ブラックプラムやカシスなど果実のピュアなアロマに、バラの花びらの芳しい香りが混じり合い、華やかな印象が感じられます。驚くほどに柔らかい口当たりが魅力で、きめ細やかなタンニンが、サテンのような質感を演出。優しく広がる酸味とフレッシュな果実味が綺麗に調和し、ダークチョコレートのような繊細なニュアンスが長く続く、上品な余韻へと誘います。評価誌では「スケール感とフィネス、エネルギー、と全てを備えたクラシックなオーパス」と称されており、若々しく凝縮感のある風味を存分にご堪能できる仕上がりです。