ダリオ・プリンチッチ ヴィノ・ロッソ[19-20]
Dario Princic Vino Rosso19-20
タイプ | 赤ワイン |
産地 | イタリア/フリウリ・ヴェネツィア・ジューリア |
品種 | メルロ、カベルネ・ソーヴィニヨン |
容量 | 750ml |
世界的にも「オレンジワイン」として人気となった「コッリオ」。有名生産者が揃うが「ダリオ・プリンチッチ」の ワインはその中でも個性的。「ヨスコ・グラヴネル」の親友であり、「スタンコ・ラディコン」やラ・カステッラーダの「ニーコ」とは同級生。仲良しの造り手達は歴代ワイン造りの家系。「ダリオ・プリンチッチ」は違った。若い頃は近隣のレストランやホテルに食材や「グラヴネル」「ラディコン」 のワインを卸す仕事をしていた。
『サラミ、チーズ、ワイン。地元の職人による美味しいものだけを扱っていた。美味しいものを知ることはワイン造りで最も大切』
友人の造り手達のワインが人気になっていく中、ワイン造りへの情熱を抑えられず、1993年にワイン造りを開始。『栽培、醸造の技術的なことの多くはスタンコ・ラディコンから教わった。彼のワインが一番好きだったし、一番シンプルだったから』
コッリオの人気生産者の中で最も歴史の浅い造り手 だが独特の個性で今や大人気。
ダリオのカンティーナがあるゴリッィア付近は第二次世界大戦で激戦地となり、6,000人以上の人が亡くなります(ダリオのカンティーナからは戦死者達の慰霊塔が見られる)。終戦後、1947 年にはイタリアに返還。イタリア政府はスロヴェニア人を冷遇し、イタリア語を公用語にする政策を進めたので、イタリア語が多くなったが、普段の会話はスロヴェニア語。
開放発酵桶で全ての葡萄を一緒に発酵させる。マセレーションはヴィンテージによるが15日間程度。