マチュ・バレー クローズ・エルミタージュ ラ バニエル[2021]
Matthieu Barret Crozes Hermitage La Banniere21
タイプ | 赤ワイン |
産地 | フランス/コート・デュ・ローヌ地方/クローズ・エルミタージュ |
品種 | シラー100% |
容量 | 750ml |
クローズ・エルミタージュ、ボーモン=モントゥ村の石灰岩土壌で育つシラーを全房でマセラシオンカルボニック後プレス、セメントタンクで発酵・熟成しました。紫の色調のあるガーネット色、野性味溢れるワイルドな香りやプルーンやカシスジャムのアロマ、熟成由来の丸みとしっかり溶け込んだタンニン、バランスよく厚みのある味わいになっています。
マチュ・バレーは、コルナスで1999年に祖父のドメーヌを譲り受け、現在では13haの畑を所有しています。土壌は「ゴア」と呼ばれる古い花崗岩でワインにミネラル感を与えてくれます。平均樹齢35 ~ 40年、中には1920年代に植えられた80 ~ 90年のシラーの古木が含まれます。土壌の活力を活かすため2001年からビオロジック、2002年からビオディナミ農法を実践し、自然との調和を大切にするため「haie(エ)」と呼ばれる雑木林を畑の周りに自然な形で残し、地中の水分調整を行っています。畑の土はフカフカでブドウの樹たちが活力持って生きているのがよくわかります。醸造方法にも強い拘りを持ち発酵はブドウの力を蓄えやすく澱も取り除きやすい卵形のセメントタンクで行い、テロワールを最大限に表現するため
熟成には新樽は使用しません。こうして造られたワインは、パワフルながらも繊細で且つ複雑味と余韻に富み、まさに北ローヌが生み出したグランヴァンと言えるでしょう。フランスの三ツ星レストランPic(ピック)、Le Cilantro(ル・シラントロ)など著名レストランにもオンリストされ、マチュ・バレーの名は自然派ワイン界のみならず、ワイン業界全体からも熱い注目を受けています。
9月10日収穫、全房でステンレスタンクで10日間マセラシオンカルボニック垂直式圧搾機でプレス。80hlのセメントタンクで発酵・マロラクティック発酵・熟成(ピジャージュ6回・ルモンタージュ3回)無濾過・無清澄。