ダミアン・コクレ ケス・キ・ディ[2022]
Damien Coquelet Kes Ki Dit22
タイプ | 赤ワイン |
産地 | フランス/ブルゴーニュ/ボジョレー地区 |
品種 | ガメイ100% |
容量 | 750ml |
ボジョレ地区、モルゴン村。
有機農法を取り入れる生産者が全世界で脚光を浴びる中、特に優良な生産者が集まる自然派のメッカと讃えられる場所です。
ここでダミアン・コクレは2007年に醸造所を立ち上げました。ダミアンの父ジョルジュ・デコンブはボジョレ地区において最初に完全有機農法を取り入れた自然派の第一人者です。マルセル・ラピエール氏の愛弟子とされ、ラピエールが2010年10月に逝去した後も彼のワイン造りと情熱を一身に引き継ぎ、地元でも人気の高い生産者として知られています。そんな父のもとで、修業を重ね、幼い頃よりブドウ畑が何よりも身近な存在であったダミアンは、リリース初年度より熱狂的なファンを作り、フランス、アメリカ、カナダを中心に一気に人気が高まり、ボジョレ地区の自然派・新世代のトップグループを走っています。ダミアンのワインのスタイルは、しっかりした骨格と豊富な果実味、それと同時にシャープな酸を残す透明感抜群のガメイを目指しています。
醸造に関しては、発酵は自然酵母が基本。天然の自然酵母を使用することは、完全な有機農法以外では不可能といわれていますが、その年のブドウ畑に存在する自然酵母により、初めてその土地のテロワールが表現できるとダミアンは考えています。発酵~醸造中はSO2を一切添加しません。健全なブドウのみを使用しているので、バクテリアが発生することもなく、発酵中の二酸化炭素を残すことにより酸化を防止しています。補糖、補酸といったテクニックも一切行いません。多くのリスクを負いながらも、ブドウ本来の自然な旨味を引き出すことで、味わいは繊細ながらグイグイ飲めるピュアな果実味が得られます。
ダミアン・コクレのキュヴェの中で一番軽やかで気軽にガメイの果実味を楽しめるキュヴェです。 イチゴやチェリーなどの赤い果実などの豊かな香り。口の中に含むと、綺麗な酸味と果実味のバランスがよく、まさにボジョレーらしい丸みと果実味の感じられます。少し冷やしても飲んでも◎「ケス・キ・ディ」とはボジョレー地区の方言で「最近どう?」という意味です。