ドメーヌ ウィリアム・フェーブル シャブリ グラン・クリュ ブーグロ"コート・ブーグロ" [2013]
Domaine William Fèvr Chablis Grand Cru Bougros "Cote Bouguerots"13
タイプ | 白ワイン |
産地 | フランス/ブルゴーニュ/シャブリ/ブーグロ"コート・ブーグロ"(特級畑) |
品種 | シャルドネ100% |
容量 | 750ml |
1850年、ウィリアム フェーブル氏が家業を継承した後、積極的に畑を買い増しました。47haまで拡張し、そのうち15.2haがグラン クリュ畑どシャブリ最大のグランクリュ所有ドメーヌとなりました。
跡継ぎのいないフェーブル氏はドメーヌを売却することにし、1998年、同じブルゴーニュにあるドメーヌ ブシャール ペール エ フィスの復活に成功していたアンリオ家が獲得しました。
ジョゼフ アンリオ氏はウィリアム フェーブルの類まれな畑の能力を最大限に生かすため様々な改革を行いました。その一つが当時まだ31歳だった若手醸造家ディディエ セギエ氏の登用です。セギエ氏は1998年、収穫のわずか1週間前に抜擢されたばかりでしたが、それまで機械で行われていた収穫を手摘みに急遽変更する(シャブリでは手摘みは珍しく、今でも95%は機械)など、次々と改革を行っていきました。そしてかつて新樽を多く使用していたフェーブル氏の時代から一変し、新樽は使用しない透明感を感じさせるワインとなり、「最もピュアで最もエレガントな白ワインを造る生産者の1つ」(『ル クラスマン』)と表現されるようになりました。
所有面積は約78ha、内プルミエ クリュ15.9ha、グラン クリュ15.2haとシャブリの中で最大の面積のグラン クリュを所有しています。フェーブル氏から受け継がれた素晴らしい畑には、平均樹齢は30年から50年のブドウが植えられており、2008年からビオロジックを実践し、2011年にはすべての畑で導入しています。2010年からグラン クリュと右岸のプルミエ クリュの畑でビオディナミ農法を行っています。
ブーグロの中でも最大傾斜40度の最高の日当たりと水はけの区画を「コート ブーグロ」としてリリースしています。粘土と石灰がほぼ半々で、きわめて表土が浅く、痩せている土壌で、ブーグロと対照的な特徴を持ちます。ワインには心地よい丸みがあります。
GC レ クロ 4.1ha / GC ブーグロ コート ブーグロ 2.1ha / GC ブーグロ 6.2ha / GC レ プルーズ 2.6ha / GC ヴォデジール 1.2ha / GC ヴァルミュール 1.2ha / PC ヴォロラン 3.6ha / PC レ リス 1.0ha