ユドロ・バイエ ブルゴーニュ・ブラン[2020]
Hudelot Baillet Bourgogne Blanc20
タイプ | 白ワイン |
産地 | フランス/ブルゴーニュ |
品種 | シャルドネ100% |
容量 | 750ml |
ブルゴーニュの2020年は、ブルゴーニュワイン委員会が「偉大なグレートヴィンテージになる。」と発表した注目のヴィンテージ。デキャンタにおいても「価値のあるヴィンテージである。」ともコメントされています。 春は日照時間が多く4月末には開花が順調に始まり、夏は例年以上に暑く乾燥した気候となったのが特徴です。7月は極端に雨が少なく乾燥した夏となったものの、8月から9月に少量の降雨があったことで、ブドウにはフレッシュな酸が備わりました。収穫時期はこれまでのブルゴーニュのなかでも特に早く、白ワインは8月中旬頃から開始。こうして造られたワインは、抑制された果実味と酸のバランスが素晴らしく、例年と比べても1ランク上の品質を湛えた、グレートヴィンテージと言える仕上りに。
シャンボール村内のACブルゴーニュ区画のレ・グラヴィエールから50%、ブロション村の区画のアン・シャルーから50%、合わせて0.24haの畑から収穫されたブドウをブレンド。栽培されているブドウ樹の平均樹齢は約20年で、ワインは15%を新樽、その他は3回使用樽を使用して12ヵ月熟成されます。こうして造られるワインは、ふくよかな果実味としっかりとした酸が印象的なシャープ且つ上品なスタイルが魅力の1本です。リリースされたとたん瞬く間に市場から姿を消してしまことで今注目されているドメーヌの一つ、ユドロ・バイエ。ワイン専門誌リアルワインガイドでも高名なブルゴーニュの老舗と並び称される、新進気鋭の造り手として紹介。
ユドロ・バイエはシャンボール・ミュジニーに本拠地を構える造り手です。1981年の設立以来、ドメーヌではほとんどのブドウをネゴシアンに売却していましたが、1988年にドミニク・ル・グエン氏が娘婿としてドメーヌに参画したことをきっかけに、本格的に自社で瓶詰めを開始。ドミニク氏は醸造学校を修了後、義父のベルナール・ユドロ氏から栽培と醸造の理論と実際を学び、2004年に独り立ちしました。