シャトー・ダルマイヤック[2013](格付け第5級)
Chateau d'Armailhac13
タイプ | 赤ワイン |
産地 | フランス/ボルドー/ポイヤック |
品種 | カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、カベルネ・フラン、プティ・ヴェルド |
容量 | 750ml |
ムートン・ロスチャイルドが所有する、格付け第5級シャトー
18世紀にはダルマイヤック家の所有でしたが、その後何度か所有者が変わり1933年より、メドック格付け第1級、5大シャトーの一翼であるシャトー・ムートン・ロスチャイルドを擁するバロン・フィリップ・ド・ロスチャイルド家が経営するようになりました。シャトー・ダルマイヤックのワインの品質は、ここ数年で飛躍的に向上し、以前にも増して凝縮感や濃厚さ、そしてみなぎる力強さを感じられるようになりました。グラスに注ぐと、深いルビーの色調が輝きを放ち、黒系果実にバニラ、キャラメル、コーヒーなどの微かな樽要素が相まって、ボルドーらしい力強さと滑らかなタンニンが存分に愉しめます。
瓶詰めまではこちらのシャトーで行っていますが、出荷の準備はムートン・ロスチャイルドと同様。ブドウは区画ごとに栽培し、その個性を生かしながらアッサンブラージュ。熟成をする際には、木樽を使い分け、オークの香りが強すぎないように仕上げています。
ポイヤックは、ジロンド河沿いから内陸まで競い合うようにシャトーがひしめく村。5大シャトーのラフィットロスチャイルド、ムートンロスチャイルド、ラトゥールの3つが存在し、他にも格付けシャトー数が多く存在します。アペラシオン全体に存在する大きな砂利が水はけをよくし熱を蓄えるため、ブドウの果実がしっかりと成熟。そのため格別のカベルネ・ソーヴィニヨンが育つのです。出来上がるワインは、清涼感のある杉の木のヒントに、特徴的なスミレの香り、そして濃密なボディの気品ある味わいとなります。