ポイヤック・ド・ラトゥール[2014]
Pauillac de Latour14
タイプ | 赤ワイン |
産地 | フランス/ボルドー/ポイヤック |
品種 | カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー 、プティ・ヴェルド |
容量 | 750ml |
生産量はシャトー・ラトゥールの1/10という超稀少ワイン。卓越したワイン造りから生み出された、並外れた出来栄えのラトゥールサードラベル。
格付け第1級の一角にして、その序列に揺さぶりをかけるシャトー・ラトゥール。この度、そのラトゥールの稀少なサードラベル、ポイヤック・ド・ラトゥール。ポイヤックらしい重厚感と骨格もしっかりと感じられ、上質な雰囲気があり、シャトー・ラトゥールのワインのエッセンスを手の届く価格で楽しむことのできる逸品。
シャトー・ラトゥールは2012年以降プリムール販売から撤退することを発表。その理由は、ラトゥールの完璧なまでの品質主義によるもので、大きく2つが挙げられます。1つ目は「最高のブレンドを追求する」ということ。プリムールは、収穫の翌年にテイスティング出来る状態にしなければいけませんが、彼らは個々の区画ごとにワインを仕立て、樽熟成が完了した後に、最適なキュヴェを選びブレンドを決定したいという意向がありました。2つ目は「最高の飲み頃で味わってほしい」ということ。ボルドーワインの最新ヴィンテージは、収穫年の約3年後に一斉にリリース。しかし飲み頃に入った本当のラトゥールのワインを楽しんでもらうため、シャトー側がワインをリリースする時期をコントロールすることにしたのです。このような理由から、プリムール撤退を決定。
2014年のボルドーは、自然の恩恵とテロワールのポテンシャルがより一層輝きを増して感じられる年。生産者たちはボルドーらしさを高らかに謳い上げたかのようなワインを生産、しなやかなタンニンかつ完熟した果実味があり、その出来栄えは想像を上回る驚きがあります。