グラッタマッコ・ロッソ ボルゲリ・ロッソ・スペリオーレ[2016]
Bolgheri Grattamacco Rosso Superiore16
タイプ | 赤ワイン |
産地 | イタリア/トスカーナ/ボルゲリ |
品種 | カベルネ・ソーヴィニョン、メルロー、サンジョヴェーゼ |
容量 | 750ml |
グラッタマッコは、ボルゲリのワインでサッシカイアに次ぐ歴史のあるワイナリー。ボルゲリを語る上でサッシカイアに並ぶ重要な生産者。
元祖スーパートスカンとして知られる「サッシカイア」が1968年にリリースされ、銘醸地としての歴史が始まったボルゲリ地区。そして1977年にボルゲリで2番目に古くワイン造りをスタートしたのが「グラッタマッコ」です。ボルゲリの中でもやや内陸部の丘の上の畑に位置し、ボルドー品種とトスカーナ伝統のサンジョヴェーゼをブレンドしたスーパートスカンを造り上げていきます。
ティネッロで自然発酵、やさしくパンチングダウンを繰り返しながら長期間マセラシオン、その後オーク樽で18ヶ月熟成。フルーティでバルサミコのノートがあり、粋で芳醇、凝縮感があります。生き生きとした酸、広がりのある余韻が感じられる非常に長命なワインで、ジビエ、いのししや赤味肉のロースト、蒸し煮、煮込み、やや熟成したチーズとよく合います。
三大ボルゲリの中で他の二つとの決定的な違いを生んでいるのは、サンジョヴェーゼ。サッシカイアとオルネッライアは、ボルドーでよく使われるカベルネ・ソーヴィニョン、カベルネ・フラン、メルロー、プティ・ヴェルドなどを使用、一方グラッタマッコは、それに加えサンジョヴェーゼを使用する。