ルーチェ[2010](ルーチェ・デッラ・ヴィーテ)
Luce della Vite IGT Toscana10(TENUTA SAN GUIDO)
タイプ | 赤ワイン |
産地 | イタリア/トスカーナ |
品種 | サンジョヴェーゼ、メルロー |
容量 | 750ml |
ワイン造りにおける偉大な2人の醸造家の融合。ルーチェは、フレスコバルディとロバート・モンダヴィという、ワインへの情熱と卓越したワイン醸造の技術を持った、20世紀を代表する2人のワイン醸造家によって創設されたワイナリーです。
それぞれの土壌に適した品種を選別し栽培して、持続可能な栽培方法を継続して行っています。緑肥を行なったり、こまめに畑を耕すことで、根はより深くまで張り、大切な養分を吸収して、これにより気候変動の影響を受けにくい樹に育てることができます。また適度に空気を土壌に含ませることで、より肥沃な土壌をつくりあげています。テヌータ・ルーチェの畑は全て有機認証を受けています。
神から与えられた光【ルーチェ2010年】
2010年は春先に非常に雨量が多かったため、ワイン生産に携わる者にとってはブドウ樹の成長管理及び病害対策等に置いて課題を多く抱えることになった年とも言えます。しかし、同時にその雨のおかげで、地下層に水を豊かに貯えることができました。夏は、程よい降水と日照りの良い日が同程度で交互に現れる日々となりました。
9月に入り、日中は暑くしっかりと太陽が照りつけ、朝晩はとても涼しく、ブドウの生育には最適な日々を経て、収穫を迎えました。大地の恵みをしっかりうけたブドウは、カンティーナに届いた時にはどれも完璧な熟成状態となっていました。
ルーチェ2010は深く凝縮した真紅色の外観を持ち、香りはとても繊細で、ブルーベリーやクロイチゴ、フサスグリ等の小さな果実の香りとともに、シナモンやナツメグ等のスパイス、そしてミントの爽快感のある香りを感じることができます。味わいはまろやかで心地よく、それでいながらもしっかりとした酸とシルクのようなタンニンが、ワイン全体の骨格を作り上げています。後味は深いミネラルの感覚が幾層にも重なりながら、味わいの高まりを感じさせてくれます。
オーパス・ツー、第二楽章