都農ワイン 白水アンフィルタードシャルドネ #6-B[2022]
Tsunowine unfiltered chardonnay#6-B22 MAKIUCHI/SHIRAMIZU21
タイプ | 白ワイン |
産地 | 日本/宮崎県/都農町/※6-Bは6耕区と13耕区から収穫されたブドウを意味しており、Bは、13の1と3をくっつけてB表記にしたそうです。 |
品種 | シャルドネ100% |
容量 | 750ml |
2023年9月9日解禁っ!!
自社農園(*牧内農業生産組合)で栽培したシャルドネのみを使用し、オーク樽の中で発酵、熟成させました。その間、マロラクティック発酵、シュール・リーを行いました。シャルドネ自身が持つ果実味、そして、樽発酵による抑制された樽香、喉ごしの柔らかさ。また、樽熟成、マロラクティック発酵由来のブーケ、シュール・リーからの旨み。それらを損なわれないようにそのまま瓶詰しました。全てがインテグレイトされた都農ワインの逸品、白水アンフィルタードシャルドネ #6-Bをご賞味ください。
シャルドネ6区と13区のブドウで醸造しました。この園は、黒ボク(火山灰土壌)がメインの土質ですが、近くの森が南風を防ぎ、北側の土手が北風を防ぎます。台風に一番強い畑になります。近くに地下水も流れる立地から、いつも力強い果実を実らせます。2022年の冬はしっかりとした寒さが続き良い休眠期になりました。また、萌芽期からも寒暖の差のある春が続き、例年より数日遅い生育ステージで推移。開花は順調にむかえ、雨も少なく、気候に恵まれた開花期となりました。梅雨時期も少雨で、梅雨があけると夏日が続きます。気候には恵まれたものの、樹の生育がバラツキ、成熟期までムラがでました。収穫の判断が難しい状況が続きました。厳しい選果をしながら熟度を上げて収穫しました。2022年は裏年のような作柄で生産量は減りましたが、例年並みの品質で仕込むことができました。
洋ナシや白桃、トロピカルフルーツを思わせる華やかで甘い香りが第一印象です。バニラやシナモンのような樽由来の香りも全体に厚みを持たせてくれています。グラスを回すと、ハーブなどの爽やかな香りも広がり、バランスの良い味わいを期待させます。
アタックはやや強く、グレープフルーツのような心地よい酸味と旨みを伴った苦みが全体に広がります。中盤からは南国らしいトロピカルな果実の甘さが味わいのボリューム感をプラスし、樽のタンニンやバニラのような甘さも後半に広がります。酸味から甘さ、タンニン、苦みと口に入れてから、飲み込むまで様々な味わいに変化する複雑な味わいです。
※6-Bは6耕区と13耕区から収穫されたブドウを意味しており、Bは、13の1と3をくっつけてB表記にしたそうです。