都農ワイン 白水アンフィルタードシャルドネ #6-B[2023]
Tsunowine unfiltered chardonnay#6-B23 MAKIUCHI/SHIRAMIZU
タイプ | 白ワイン |
産地 | 日本/宮崎県/都農町/※6-Bは6耕区と13耕区から収穫されたブドウを意味しており、Bは、13の1と3をくっつけてB表記にしたそうです。 |
品種 | シャルドネ100% |
容量 | 750ml |
2025年3月1日解禁っ!!都農町牧内台地の最良畑から生まれたシャルドネが約1年半ぶりに登場。
自社農園(*牧内農業生産組合)で栽培したシャルドネのみを使用し、オーク樽の中で発酵、熟成させました。その間、マロラクティック発酵、シュール・リーを行いました。シャルドネ自身が持つ果実味、そして、樽発酵による抑制された樽香、喉ごしの柔らかさ。また、樽熟成、マロラクティック発酵由来のブーケ、シュール・リーからの旨み。それらを損なわれないようにそのまま瓶詰しました。全てがインテグレイトされた都農ワインの逸品、白水アンフィルタードシャルドネ #6-Bをご賞味ください。
シャルドネ6区と13区のブドウで醸造しました。この園は、黒ボク(火山灰土壌)がメインの土質ですが、近くの森が南風を防ぎ、北側の土手が北風を防ぎます。台風に一番強い畑になります。近くに地下水も流れる立地から、いつも力強い果実を実らせます。暖冬気味の暖かい冬からはじまり、2月には枝が割れそうなくらいの寒波に数日あいましたが、枯れ込むことなく3月中旬には萌芽をむかえました。それ以降は例年より少し早い生育ステージで進み、5月6月ともに安定した気候が続き、大雨に合うことなく開花しました。梅雨時期もよく雨が降りましたが例年並みの雨量でなんとかしのげました。7月に入ると豊富な日照に恵まれて香りが豊かになりました。
外観は澄んだイエローゴールドの色調。わずかなにグリーンのニュアンスも見られ、落ち着きのある色合いに加え若々しい印象も与えています。粘性はやや強めで熟した果実からくる濃縮された味わいが連想できます。樽由来のバニラのような甘さにりんごの蜜や乳製品を思わせる香りが複雑に絡み合っています。スワリングするとグレープフルーツなどの柑橘やハーブなどの爽快感も顔を見せ、表情豊かな香りを楽しませてくれます。はっきりとしたアタックで爽やかな酸味の中にバナナやハチミツのような甘さも感じられるボリュームのある味わいです。後半に心地よい苦みも出てくるため、ふくよかですが味わいの輪郭がはっきりとしていて程よく余韻が続きます。
※6-Bは6耕区と13耕区から収穫されたブドウを意味しており、Bは、13の1と3をくっつけてB表記にしたそうです。